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傍観者の自由タイトル背景

2008.05.02 Fri

高架下の1羽の小鳥に見送られ

同じ夢を幾度となく繰り返す



それが本当に夢なのか


それさえも錯覚しているのは


本当に僕?


何が夢で


何が現実なのかわからなくなりかけている


1分たらずの夢なのに…







夢の中にはたくさんの人間がいる


知らない人間ばかりだ


いや、


知っているといえば知っている

彼らは夢の中の住人だ


僕の作り出した幻だ


僕だけ独りの世界




ほとんど色がなくとても薄暗かった


昼か夜かもわからない場所


内か外かもわからない場所


原色がまるで恐怖


1mm先も見えない孤独感…




そこには僅かしか音が無いということだけ


今は、単音すら消えている






こんなにもたくさん


人が行き交っているというのに

話し声1つ僕の耳には届かない




その足音もさえも


静寂は無に等しい―――


そこでの僕は自由だった


故に不自由でもあった


ただ僕は


それを見ていることしかできないのだから



結局は


そこで僕が望んでも何も変わらない


目覚めた時の僕には



1つだって変化を与えることはできない


無意味な世界だ


無意味だからこそ美しい


そこは僕の望んだ世界


夢の世界では生きることができないけれど―――




独り夢の傍観者になれる



今日の不自由さも僕のものだから





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  1. 2008/05/02(金) 09:18:19|
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